こんにちは。ペパーミントあいです。
キミとアイドルプリキュア第33話
「どすこ~い!アイドルデビュー!?」の
感想です。
33話は、1話で登場した力士・
くりきゅうたさんのお話です。
本記事は、
私から見た詳細なストーリーと感想です。
ネタバレありますので、
既に視聴済みで他の人の感想も見たい方や、
あえて文章でストーリーを読みたい方向けです。
私から見たキミプリ33話のストーリー
くりきゅうたからのファンレター
ある日、アイドルプリキュア宛に
「くりきゅうた」という人物からの
ファンレターが届きます。
それは第一話で登場し、
「プリキュア」と「くりきゅうた」の
聞き間違いが原因で、
プリルンがキラキランドへ連れて行きかけた
お相撲さんでした。
きゅうたはその後、
アイドルプリキュアのファンになったよう。
お手紙には
「一番強い、キラキラな横綱になるために、
毎日厳しい稽古を頑張っています。
くじけそうになることもあるけど、
アイドルプリキュアの歌に
いつも元気をもらっています。
アイドルプリキュアはぼくのヒーローであり、
ヒロインです」
とありました。
このお手紙に、
キラッキランランな気持ちになるうたたち。
これからアイドルプリキュアの活動を
ますます頑張ろうと決意します。
くりきゅうたとの再会
うたたちがくりきゅうたの話をしながら
街を歩いていると、偶然、彼と再会しました。
プリルンにアイドルプリキュアと間違えられて、
不思議な桃に乗って
キラキランドへ行きかけたくりきゅうた。
その後、アイドルプリキュアという名前の
アイドルが本当にいることを知り、
ファンになったようです。
でもなぜか、きゅうたは
「ぼく、お相撲さん、やめる。
やめて、アイドルプリキュアになる!」
と言い出します。
まさかのキュアりきし、誕生!?
そこにマネージャーの田中がやってきて、
くりきゅうたのオーディションが始まります。
餅つき、ちゃんこ作りで
特技を披露するきゅうた。
でも、どちらもアイドルプリキュアとは
関係ありません。
そこを指摘されると、今度は歌を披露します。
が、ステップを踏んでいる途中で
痛みでうずくまってしまいました。
「きゅうたさん!」
うたたちが心配して駆け寄ろうとすると、
それよりも先に彼の元へやってきた少年がいました。
「力」というその少年は、
くりきゅうたのファンのよう。
「お相撲を頑張っているきゅうたさんは、
ぼくのヒーローなんです。だから、
やめるなんて言わないでください!」
力はそう訴えますが、きゅうたは俯いたまま。
うたたちも、
きゅうたは本当はお相撲が大好きで、
やめたくはないんじゃないかと思います。
なぜなら、
披露した特技は全てお相撲に関するもので、
歌もお相撲の歌だったからです。
お相撲をやめたい理由
そんな一同に、
きゅうたは足首を怪我したことを明かします。
きゅうたの番付は、三段目の上位。
あと少しで、上の番付の幕下へ上がれる。
だから、大好きなアイドルプリキュアに
ファンレターを書いて、
自分に気合を入れて稽古を頑張っていたけど……
そんな時に、怪我をしてしまったとのこと。
二度と相撲が取れないような怪我では
ありません。
でも、怪我を治している間は稽古が出来ず、
その間に力はどんどん落ちてしまいます。
もう一度元いた番付に戻るには、
もう一度同じ苦労、もしくはそれ以上の
大変な思いをしないといけません。
その間に、
ライバルはどんどん出世していきます。
キラキラな横綱は、遠のいていきます。
「だから、もうやめるしかないんだ。
ぼくのステージは、もう土俵じゃないんだ」
そう言って、
きゅうたはその場を走り去って行きます。
うれしかったから!
走り去るきゅうたを、ジョギが襲います。
きゅうたに〝いい闇〟を見たジョギは、
彼をダークランダーに閉じ込めます。
田中が力を安全な場所へ避難させ、
うたたちはプリキュアに変身!
きゅうたを救出すべく、戦います。
相撲の突っ張りと
餅つきの杵を使ったダークランダーの攻撃に
苦戦するアイドルプリキュア。
それでも諦めずに
きゅうたを救おうとするアイドルたちに、
ジョギは小馬鹿にした口調で尋ねます。
「ねえ、何でそんなに頑張っちゃってるわけ?」
キュアアイドルは答えます。
「だって、うれしかったから。
くりきゅうたさんのお手紙を読んで、
すごくうれしかったから、この気持ち、
分かってほしい」
「だって、くりきゅうたさんは、
力くんのヒーローなんだから!」
アイドルプリキュアは、
無事にくりきゅうたを救出しました。
もう一度、横綱を目指す!
ダークランダーから解放されたきゅうたは、
傷だらけの自分の手を見つめます。
厳しかった稽古の日々を
思い出したのでしょうか?
そこに駆けつけてきた力と、うたたち。
きゅうたは
「ぼく、お相撲やめないよ。
アイドルプリキュアを応援して元気もらって、
力くんの応援で元気をもらって、もう一度、
キラキラな横綱を目指すよ!」
と誓います。
喜ぶ力。
そんな姿を見て、
うたたちもますます頑張ろうと思うのでした。
以上が、
私から見たキミプリ33話のストーリーです。
くりきゅうたの番付「三段目」について
感想を語る前に、少しだけ、
くりきゅうたの地位「三段目」について
お話ししたいと思います。
一応、相撲ファンなもので^^;
上記の「お相撲をやめたい理由」の段落で、
私はくりきゅうたさんの地位を「三段目」と
表記しましたが、実際のアニメでは
「三段目」という単語は出てきていません。
ただ、くりきゅうたさんの、
「もう少しで幕下、
一つ上の地位に上がれるところだったんだ」
という台詞から、
現在のくりきゅうたさんの地位は
三段目であることが分かりました。
三段目は、下から三段目
実際の番付表を使って解説すると、
三段目はここです↓
下から三段目ですね。
くりきゅうたさんは三段目の上位なので、
この辺りですね↓
ちなみにこちらは、
33話が放送された時点で開催されていた
令和7年秋場所の番付表です。
せっかくだから、
加工前のものもどうぞ↓
33話放送時点での
〝一番強いキラキラな横綱〟は、
大の里と豊昇龍です。
こうして見てみると、
三段目の上位から横綱になるには、
何人追い抜けばいいの!?
ってくらい遠いですね……
でも、休場して序ノ口まで落ちるのは、
一瞬です。
私が思う三段目
大相撲で一人前と見なされるのは、
十両以上の「関取」と呼ばれる力士さんたち。
幕下以下は言わば「下っ端」です。
でも、幕下まで上がれる人も、
そう多くはありません。
最高位が三段目で引退するお相撲さんも多いです。
だから三段目と幕下の壁もかなり厚い。
相撲では幕内や十両で怪我をした人が、
幕下以下まで落ちることも多いです。
そういう元関取が復帰した際、
三段目までは割と楽に勝てるけれど、
幕下になると苦戦します。
一方で、新しく部屋を興した親方が、
何年経っても三段目の力士を育てられなければ
「あの部屋、大丈夫?」と思われてしまいます。
三段目は、
言わば全体の中間層と言える番付だと
思っています。
推して推される三段目
キミプリは一人のキャラが
推す側であり、推される側であることが
明確の描かれていると思うのですが、
それはサブキャラのくりきゅうたさんも
同様でした。
きゅうたさんはアイドルプリキュアを推す側で、
力くんには推される側です。
そして、推す方も推される方も
お互いに元気をもらう。
推し活の素敵なところです^ ^
三段目の力士さんって、
相撲ファンにとっては有名人の
アイドル的存在だけど、
相撲ファンじゃない人にとっては
無名の力士で、一般人に近い存在です。
推す側であり、推される側でもあるサブキャラに
最適だったんじゃないかと思います。
厳しい稽古の日々を振り返っていた?
ダークランダーから解放されたきゅうたさんが
自分の手を見て、
厳しい稽古の日々を思い出したというのは
私の想像です。
ただ、浄化されて
ダークランダーから解放された後に
怪我を負うのは不自然なので、
手が傷だらけであったのは、
ダークランダーに捕まる以前からであるはず。
お相撲さんの手が傷だらけな理由は、
厳しい稽古によるものと想像出来ますよね。
きゅうたさんが
もう一度お相撲を頑張ろうと立ち直れたのは、
アイドルプリキュアと力くんの応援のおかげ。
でもそれだけではなく、
今まで厳しい稽古を一生懸命頑張ってきた
自分のおかげでもあると思うのです。
ジョギは頑張ることを小馬鹿にしていたけど、
一生懸命頑張ることは決してむだではない。
頑張った自分が、未来の自分を救う。
そんな公式さんからのメッセージが
込められているんじゃないかと思います。
いいお話でした^ ^
以上が、私から見たキミプリ33話の感想です。
1話でギャグ要因?として登場した
くりきゅうたさんの、まさかのメイン回!
とてもいいお話でした^ ^
私は相撲も好きなので、
プリキュアでお相撲さんのお話をやってくれて
嬉しかったですvv
さらには秋場所の真っ最中にやってくれて!
くりきゅうたさん、願わくば、
最終回までには新十両に昇進していて
ほしいですね(笑)
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました。