こんにちは。ペパーミントあいです。
映画『キミとアイドルプリキュア
お待たせ!キミに届けるキラッキライブ』を
観てきました!
そのストーリー概要と感想を
熱が冷めないうちに語らせていただきます。
ふつうにネタバレありますので、
既にご覧になって他の人の感想も見たい方、
感想を見てから観に行くか決めたい方、
観に行けないから内容を知りたい方向けです。
※なにぶん一回しか見ていない映画なので、
多少の齟齬はご容赦下さい。
ストーリー概要
①アイアイ島のフェスと女神アマスの伝説
ある日、うたたちの元へ
アイアイ島というところから
アイドルプリキュアへの招待状が届きます。
それはアイアイ島で開催される
スーパーミラクルアイドルフェスティバルという
イベントへの招待状でした。
うたたちが招待状と一緒に届いた
ミラクルアイアイブレスを身に付けると、
突然ワープしてアイアイ島へ飛ばされます。
招待したのはトットという珊瑚の妖精。
スーパーミラクルアイドルフェスティバルは
アイアイ島で開かれる10年に一度のイベントで、
あらゆる世界のアイドルが集まり、
あらゆる世界のお客様が集まる、
アイアイ島きってのお祭りのよう。
ひろがるスカイ!プリキュアと、
悟を含むわんだふるぷりきゅあのメンバーも、
アイアイ島での観光を楽しんでいます。
聞けばアイアイ島は、
あらゆる世界のものが時空を超えて
流れ着く場所とのこと。
時には過去のものも流れ着いてくるとか。
アイアイ島に住む珊瑚の妖精たちは、
それをおおらかな気持ちで受け入れて
暮らしているようです。
そんななか、
うたは町で気になる女の子を見かけます。
気になって追いかけますが、見失い、
気がついたら目の前には、
女神アマスの石像がありました。
トットによると、この女神アマスは、
1000年前に何でも石化させてしまう
ヤミクラゲの厄災から島を守るため、
全ての力を使い果たして石化したとのこと。
アイアイ島のフェスは、
言わば島を守ってくれているアマスへの
奉納イベントのようなものでした。
「1000年とは、ずいぶん昔の話ですね」
と驚くこころに、トットは
「そうですかね?」と不思議そうな様子。
そんなトットの姿を見て、
ななは違和感を覚えます。
②ヤミクラゲの襲来
そんな時、突如、
アイアイ島にヤミクラゲが襲来します。
女神アマスの力で守られているはずなのに、
なぜ!?
うたたちはプリキュアに変身して戦いますが、
そのさなか、田中は逃げ遅れた子供を庇って
石化してしまいました。
アイアイ島は色々な世界と繋がっているため、
ヤミクラゲははなみちタウンにも襲来。
映画の撮影中のカイトの元にも
ヤミクラゲが現れます。
(状況的にカイトさんも石化しているはずですが、
石化した姿は映されませんでした。
やはりここは、アイドルだから、
カッコよくない姿は映さないのでしょうか?)
あまりにも数が多いため、
アイドルたちは一度撤退して
体勢を立て直そうと試みます。
すると、キュアアイドルの前に、
再びさっきの女の子が現れました。
「島を、世界を救って……」
女の子がそう言うと、ブレスレットが光り、
アイドルたちはまた別の場所へ飛ばされます。
③1000年前のアイアイ島と女神アマス
翌朝。うたが目を覚ますと、
その場にいたのはメロロンだけでした。
どうやら他のメンバーとは
はぐれてしまったよう。
うたたちを助けてくれたのは、
テラという女の子。
うたが会った女の子とそっくりだけど、
テラはうたのことは知らない様子。
そして、「助けたお礼は物でくれ」と言ったり、
「アイドルは嫌い」と言ったり、
少し変わっていて、とっつきにくい子です。
でも、なんだかんだでうたたちの
食事の世話を焼いてくれたり、
うたが怪我をしたら薬草を取ってきてくれたり、
根は優しい子のようです。
テラがアイドルが嫌いな理由は、
自分でもよく分からないよう。
「いつかテラちゃんのことも
わたしの歌でキラッキランランに
なってほしいな」
初めはツンツンしていたテラですが、
うたに何度も歌を聞かされるうちに、
少しずつ打ち解けていきます。
一方でなな、こころ、プリルンは、
ミドリさんという珊瑚の妖精に
保護されていました。
ななたちはミドリさんや、
珊瑚の妖精の子供たちと
楽しく暮らしているようです。
うたもななたちも、
テラちゃんやミドリさんから情報を得て、
ここが1000年前のアイアイ島であることに
気付きます。
ここでは石化したはずの女神アマスは
生きていました。
アマスはこの島に流れ着いた
アイドルと名乗る女の子をとても気に入り、
推していたのですが、
その子が突然居なくなってしまったため、
悲しみのあまり引きこもっていました。
そのせいでアイアイ島にヤミクラゲが大量発生し
珊瑚の妖精たちは困っているようです。
④テラを救うため
その翌朝。
うたたちのところへ、
大量のヤミクラゲが襲来します。
どうやらヤミクラゲは、
テラを狙っているようです。
テラが他の珊瑚の妖精たちから離れて
一人で暮らしていたのは、
ヤミクラゲに狙われていたからでした。
巻き込んでしまったことを詫びるテラ。
ここは自分が引きつけるから逃げるように、
テラはうたたちに言います。
でもうたとメロロンは
「テラちゃんを一人にはしない!」と
プリキュアに変身して立ち向かいます。
そこに、ウインクやキュンキュンも駆けつけ、
ヤミクラゲを撃退します。
が、テラは岩陰に潜んでいたヤミクラゲに
攫われてしまいました!
テラを助けるため、
うたたちは女神アマスの力を借りようと
考えます。
でもアマスは誰とも会おうとしないため、
まずはアマスの推している伝説のアイドルを
探すことにしました。
⑤伝説のアイドルの謎とテラの正体
伝説のアイドルを探して、
かつて彼女が興味を持っていたという島を
訪れたうたたち。
でもそこに、伝説のアイドルの姿はありません。
この時ななは気付きます。
伝説のアイドルは、
もうこの世にはいないのでは、ということに。
珊瑚の寿命は1000年単位。
でも、伝説のアイドルは人間。
アマスは伝説のアイドルが
突然居なくなったと思っているけれど、
伝説のアイドルは、
年老いて死に向かっていく姿を見せないために
居なくなったのかもしれません。
一方で、ヤミクラゲを放ってテラを攫ったのは
女神アマスでした。
アマスは推しが居なくなって
悲しみのあまり引きこもり、
心が弱っていたところを
ヤミクラゲに飲み込まれてしまったよう。
その時咄嗟に、
完全に闇に飲まれないよう、
切り離した小枝がテラでした。
アマスはテラを取り込み、
完全体となって世界を滅ぼそうと目論みます。
⑥ゴッドアイドルスタイル
テラを救うため、
女神アマスに立ち向かうアイドルプリキュア。
でも、強すぎてとても敵いません。
全員変身が解けて大ピンチに!
そんな時、珊瑚の妖精の子供たちが
応援してくれたお陰で、
うたたちは少しずつ元気を取り戻します。
「わたしはアイドル。どんな相手でも、
キラッキランランにしてみせる!」
アマスを救いたいという強い思いで、
うたはキュアアイドル ゴッドアイドルスタイルに
変身します!
「うたちゃんの言う通り、
わたしたちは、アイドルプリキュア」
ななたちも続いてプリキュアに変身し、
アマスに歌を届け、伝説のアイドルが
姿を消した本当の理由を伝えます。
⑦ヒーローの出番です!
真実を聞かされたアマスは、
それを受け入れることが出来ず、
さらに攻撃を仕掛けてきます。
女神としてアイアイ島を守るため、
ひたすら祈り続けてきたアマスにとって、
伝説のアイドルは孤独を癒す生きがいとも言える〝推し〟でした。
もう二度と、彼女に会うことは出来ない。
その事実はとても受け入れられないのでしょう。
再びピンチに陥るアイドルプリキュア。
そんな時、
プリキュアを応援していた珊瑚の子供の一人が
「もっとプリキュアがたくさんいれば……」
と呟きます。
すると、その願いに応えるかのように、
「ヒーローの出番です!」
ゲートが開いて
ひろがるスカイ!プリキュアが登場します。
自分たち以外にもプリキュアがいたことに
驚くアイドルたち。
聞けばキュアスカイたちもアイアイ島にいて、
最初に襲来したヤミクラゲたちと
戦っていたようです。
そしてどうにか撃退には成功したよう。
でも、完全にヤミクラゲを浄化するには、
女神アマスの力が必要と知り、
1000年前のアイアイ島へやってきたようです。
「一緒に立ち向かいましょう!」
キュアウインクとキュアキュンキュンが歌う
『Hero Girls』に力をもらいながら、
ヤミクラゲを次々に倒していく
ひろがるスカイ!プリキュア。
さらにゲートが開き、
わんだふるぷりきゅあも登場!
「一緒にあそぼう!」
わんだふるぷりきゅあは、
ズキューンキッスが歌う
『わんだふるぷりきゅあ!evolution』を応援に
次々にヤミクラゲを捕獲し、
抱きしめて癒してニコニコにしていきます。
「寿命が違うなら、
あなたともすぐにお別れなの?
それなら、出会いたくなかった……」
寿命の違いを知り、悲しむテラに、
わんだふるぷりきゅあの4人は言いました。
「そんなことない!」
「出会えたことが、とってもうれしい」
キュアワンダフルとキュアフレンディは
犬とその飼い主。
キュアニャミーとキュアリリアンは
猫とその飼い主。
彼女たちの実感のこもった言葉は、
はたしてテラとアマスの心にどう響いたのか?
その後、みんなの呼びかけや、
キュアアイドルの歌う姿に
伝説のアイドルを見たアマスは、
穏やかな心を取り戻していきます。
⑧お別れと1000年後の約束
穏やかな心を取り戻したアマスは、
再びテラを切り離します。
自分は目の前の厄災を鎮め、
1000年後の厄災を鎮める役目を
テラに託すためでした。
女神の力を全て使いはたして、
アマスは石化していきます。
せっかくキラッキランランになれたのに、
すぐにお別れとなってしまったことを
悲しむうた。
でも、感傷に浸っている時間もなく、
ゲートが開き、うたたちも先輩プリキュアたちも
元の時代へ戻っていきます。
別れ際、テラはうたに言いました。
「わたしは1000年の眠りにつくから、
1000年後にあなたたちの歌で目覚めさせて」
「1000年も一人ぼっちなの?
そんなの、悲しいよ……」
「何言ってるの。推しのライブがあるんだよ。
1000なんて、どうってことないわ」
1000年後の世界に戻ったアイドルプリキュアは
ひろがるスカイ!プリキュアや
わんだふるぷりきゅあとともに、
スーパーミラクルアイドルフェスで歌います。
会場の隅には、
それを見守るテラの姿がありました。
こんな感じのお話でした。
なにぶん一回しか観ていないので、
台詞は正確には覚えていないし、
多少の錯誤はご容赦下さいm(_ _)m
以下は感想です。
うたとメロロンのコンビが良かった!
キミプリの映画を見てまず感動したのは、
うたとメロロンが仲良くなっていたことです!
うたとメロロンって、
テレビでは割と最近まで、
ギスギスしてましたよね?
うたはメロロンと仲良くなりたいけど、
メロロンはプリルンが好きすぎるあまり、
プリルンと仲のいいうたに嫉妬して、
メラメラ対抗してきて。
そのテレビ本編でも、つい最近、
メロロンがみんなと仲良くなる話があって、
キミとアイドルプリキュアが
正式に5人のチームになったばかりですが、
うたとメロロンが二人で行動を共にするのは
また感慨深いものがあります。
映画ではアイドルとキッスの同時変身もあり、
感動はひとしおでした^ ^
うたに続くなな
次に好きなシーンは、
うたがキュアアイドル
ゴッドアイドルスタイルになる時、
なながうたに続いて
「そうだ。わたしたちは
アイドルプリキュアなんだ」
って言うところです。
ななちゃんって、
うたちゃんと一番距離が近いと思うんですよね。
うたと同学年で、実は幼馴染で、
ななは小さい時にうたから教わったおまじないを
今もずっと続けています。
メロロンがみんなと仲良くなるお話では、
なながすごく重要な橋渡し役になるのですが、
そこにもうたとのエピソードが影響しています。
キミとアイドルプリキュアのメンバーは
みんな何かしらうたに憧れているところがあると
私は思っているのですが、
うたと最も親しい間柄であり、
かつ影響を受けているのは、
ななちゃんなんじゃないかと思います。
ひろがるスカイ!プリキュアがカッコよかった!
流れるような連携攻撃
キミプリの映画には、
ひろがるスカイ!プリキュアと
わんだふるぷりきゅあのメンバーも登場します。
アイドルプリキュアのピンチに駆けつけた
ひろがるスカイ!プリキュアは、
とにかくカッコよかったです!
ひろ推しとしてはキュアスカイの
「ヒーローの出番です!」で泣いてしまうし、
再びカッコよく戦う姿が見れて嬉しいvv
キュアウインクとキュアキュンキュンの歌う
『Hero Girls』をバックに戦うのもよかった。
プリズムショットから始まり、
プリズムを背後から狙うヤミクラゲを
マジェスティがマジックアワーズエンドで
切り裂き、
マジェスティを援護するように
ウィングアタックがビュビュンと飛んでくる!
その先にはバタフライが待ち構えていて、
「ウィング!」
「はい!」
と、タイタニック・レインボーに繋がる。
最後はスカイパンチが颯爽と
ヤミクラゲの一群を貫通。
この一連の流れるような攻撃が
めちゃくちゃカッコよかった!
ひろがるスカイ!プリキュアは、
貫通したり潰したり斬りつけたり、
豪快な技が多いところも好きですね^ ^
めちゃめちゃカッコいいタイタニック・レインボー
そしてこの映画に出てきた
タイタニック・レインボーがまた、
カッコいいこと!
本来のタイタニック・レインボーって、
カッコいいと可愛いが融合したような
不思議な技なんですが、
キミプリの映画では短く、
一瞬で敵を潰す技にアレンジされていました。
短くなっていたのは尺の都合もあるだろうけど、
巨大プニバードの姿が強調されていなかったので
なんかスマートでカッコいい技に見えました(笑)
わんだふるぷりきゅあに泣かされた( ; ; )
そして、私が一番泣きそうになったのは、
「じゃああなたとも、すぐにお別れなの?
それなら、出会わなければよかった」
と悲しむテラに、
わんだふるぷりきゅあの4人が
「そんなことない!」
って言う場面です。
思い出しながら打ってる今も泣きそうです(T . T)
ペットと飼い主であるこの子たちに言われると、
物凄く重みがあって。
こむぎもユキも、
ふつうのワンちゃんと猫ちゃんです。
ふつうに生きれば、いろはもまゆも、
いつかこの子達を見送ることになります。
わんプリでは長年暮らしたワンちゃんが
寿命を迎えてお別れするお話もありました。
その場でボロボロ涙を流して号泣というよりは、
いつまでもこのシーンが何度も思い出されては
胸が締め付けられるような思いです。
テラの話
そして、今回の映画のオリジナルキャラの
テラちゃんについて。
アイドルが嫌いな理由は、
本人もあまりよく分かっていない。
でも、なんか嫌い。
「推し活なんて、
他人本位な生き方はごめんだ」
劇中でテラちゃんはそう話していました。
テラがアマスから切り離された存在と考えると、
推しが居なくなって
引きこもってしまったアマスに対する
本能的な反発なのかなぁ?
と想像しました。
「アマス」と「テラ」が、
合わせると「天照(アマテラス)」になるのも、
テラがアマスから切り離された存在と分かると
納得です。
アマスが岩の洞窟に引きこもってしまうとか、
1000年後に歌で目覚めるあたりは、
古事記の天照大神の神話になぞらえてますよね。
伝説のアイドルについて思うこと
そして、アマスがお気に入りだった
伝説のアイドルについて。
劇中でも名前は出てこなくて、
「伝説のアイドル」と呼ばれています。
ただ、どうも昭和のアイドルだったようです。
劇中でも「昭和」というワードは出てきました。
昭和って長いので、
昭和のアイドルと一言で言われても、
年代は幅広いですよね。
年代によってご存命の方もいれば
亡くなられてる方もたくさんいます。
劇中で既に亡くなっているっぽいことを思うと
それこそ、テレビが白黒だった頃の
アイドルだった可能性も高いです。
それくらい昔の方だったら、
歳を取ることをネガティブに考え、
ファンになってくれたアマスに
老いて醜くなる様を見せたくない、
と思ったのかもしれません。
劇中では「年取って醜くなる」なんて
一言も言っていなかったけど、
それは子供達に歳を取る=醜くなるという
ネガティブな印象を植え付けないための
配慮だったのかもしれません。
あくまでも想像で、可能性の話ですが。
ライブ映像が圧巻だった!
映画の最後にはキミとアイドルプリキュア、
わんだふるぷりきゅあ、
ひろがるスカイ!プリキュアが全員集まって
ライブをします。
このライブ映像が、圧巻でした。
映像がとてもきれいで、
歌もダンスも素敵で。
キミとアイドルプリキュアが歌う
「アイアイアイ I love precure〜♪」の
メロディに合わせて、
3期のプリキュアが
3つの花道から一つのステージへ集まってくる、
キミプリ本編のOPを思わせる演出も、
すごくよかった^ ^
丸いステージを
14人のプリキュアが囲んで歌う姿も、
本物のライブを思わせるものでした。
これは言葉で説明するのは難しい。
ぜひ、まだ観ていない方は
劇場で観てほしいです。
いい映画でした^ ^
以上が、私から見た
『キミとアイドルプリキュア』の
映画の感想です。
いかがでしたでしょうか?
ライブシーンがとても凝っていたり、
先輩プリキュアの見せ場で
アイドルプリキュアが歌っていたり、
キミプリの映画だなぁと思いました^ ^
3作品のプリキュアそれぞれの個性も
とても色濃く出ていたと感じます。
3作品が全く違うタイプゆえに、
より際立っていたと思います。
一回しか観ていなくて、
間違って認識してしまっている部分や、
見落としている部分もあると思います。
チケットは3回分取ったので、
早く2回目を観に行って、
見落とした部分を確認したいです。
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました。